古き良き、との付き合い方

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最近英語のトレーニングにアニメ映画「魔女の宅急便」の北米版を取り寄せてみています。聞き流しトレーニングには全体をよく知ったものであれば効果があると何かで読んだので試してみてます。もう10回は観たので、結構台詞も覚えてます。

物語中盤ででてくるおばあさん。ウィキペディアによるとバーサという名前がついてるんですね。確かにニシンのパイの老婦人もそう呼んでますが、ずっと「ばーさん」だと思ってました^^;「私は電気はキライです」のセリフで子供ごころにも強く印象に残ったキャラクターでした。

© 1989 角野栄子・Studio Ghibli・N

よく言われることですが、今改めて見直してみると、心に残ることも違いますね。
それぞれの世代で、物心ついた時に身の回りに当たり前にあるものが違います。私の世代でいうと、電気は当たり前のようにありましたし、テレビ冷蔵庫などの家電製品もあったように思います。(今とはだいぶ姿形は違いますが)一方、現在では当たり前のように存在する、パソコン、インターネット、携帯電話、スマートフォンなどは全く存在しない時代でした(正確には原型が軍事目的で利用されていたりはあったようですが)。それらが生まれた時からある世代がデジタルネイティブと呼ばれる世代でしょうか。特に最近のIT界隈の勉強会に参加している学生を見ると、それらをうまく使って自分の夢ややりたいことを実現させているなと感じ、ある種の羨ましさも感じます。

私は黒電話ネイティブ世代です

我々世代も、最新をすべて追いかけることは難しいとしても、ある程度はついていく必要がある一方、古い時代のものの良さも伝えていければいいなと思うわけです。
古民家再生やアウトドアキャンプの火起こしもそうですし、私の住む豊島は漁師の町なので、仲良くなった高齢者から、昔の釣り方なんかを教わることもあります。そのようなものから現在まで通じる価値を再発見し、伝えていくことも、地域で活動する目的の一つかなと感じます。

古き良き、という意味で言えば「魔女の宅急便」もいまだに色褪せない良さがありますね。

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