島のカフェでは、常に人不足。やる人がいないからという問題もあるし、そもそもカフェって儲からないから、カフェだけで人を置くことも難しい。だから、大抵の他のカフェは、お客さんがたくさんくる土日や日中だけ営業するんだけど、僕のお世話になっているしまカフェのマスターは、それがライフワークだと言って、頑なに朝早くからある程度の夜までほぼ年中無休で営業する。他がやっていないときにやっててよかったと聞いたり、早朝に地元の方が薬を買いに来たりするニーズに応え続けることが生きがいなのだろう。
という話で終わっても良いようなイイハナシ。利益を追求する視点ではどうかと思うけれど、そもそも何のために会社・経営やってんの?っていうおはなし。ある程度の規模の企業で勤め慣れていると忘れがちな話だと思う。
実は今日の本題はここから。そんな人不足のカフェ経営に、IT導入は必須!ということで、これまでもいろいろと入れてきましたが、今回もあるきっかけがあって話題に上がったものをちょっと強引に提案して入れさせていただきました。
それが防犯カメラ。普段、お客さんがいてもなかなか店頭にずっといることができない。だんだんお客さんが増えるにつれ、危なっかしいなぁと思うようになってきました。実際は、外から来る観光客は大丈夫で、地元のお客さんも知り合いが多いから、割と性善説でいけるんだと思うけど、中には・・・?という例も増えてきた。
ということで、店内一通りが写るようにして、作業部屋のPCとスマホで見れるようにセッティング。嬉しい副次効果として、お客さんがどのように過ごしているかが一目でわかるようになったと喜ばれた。お支払いや、コーヒーを飲みに入ったけども、お土産ものに興味を示しているなど、状況がわかったら対応に出ることもできる。もっと丁寧に接客したいんだけどな、という隠れた?(真摯に困ってはいないんだけどもっとこうだったらいいな、というニーズ)に対応できそうで、僕もちょっとワクワクしている。日本語のマニュアルは非常に怪しい。自動翻訳??と思えるような。でも8000円程度で機能的には十分なものが買えるんだなぁ。試してみることは100回聞くより見るよりなにがし。