普段お世話になっている島のカフェから連絡。どうもここ2、3日メールが届かないみたいなのよと。どうせいつもの容量オーバーか迷惑メールでしょ?と思ってちょっとだけと思いそそくさ出かけてみるとどうもおかしい。テストメールが全然届かないってことは、仕組みがどっか死んでるなぁ。最初はメールサーバを疑ったけども特に問題なく。メールサーバーのヘルプ見てやっとピンときた。もしかしてこれドメイン死んでる?あ、やっぱりwebサイトも落ちてる。。。。
後から聞けば、
- 今の仕組みは全部人にやってもらった。
- 当時の設定資料なんかはどっかいった。
- 管理者にお知らせが飛ぶメールアドレスも全く使っていない。
という現場の状況では起こるべくして起こったと言える。
おかげでドメインサービスのログインさえできない。そこから、イレギュラーなログインのやり方を探して、認証してもらってドメインの状態を確認、やっぱり契約未更新でサービスが止まっていますねと確認するまで4時間。復旧させて、各ネットワークが使用するDNSサーバが異なることが理由で、端末によってwebsiteが見えたり見えなかったりするのを体験する機会はあまりないのでやっぱり世界中のDNSサーバが更新されるまでには大分かかるんだなぁとぼんやり実感。
ITのシステムは基礎にあるものほど目につきにくく、忘れやすい。そして問題が発生した時に復旧が困難で影響が大きくなる!それを再認識した1日でした。
不幸中の幸いは、復旧できる人が近くにいたことかなぁ。。。平時からシステム図をかけるくらい仕組みを理解しておけば、リモートでも対応はできたかもしれない。まだまだ、こういう状況の中小企業は多そう。社内システムの可視化とトラブル発生時の対応のお仕事は需要あると思われますね。
参考:ざっくりドメインとDNSの仕組み(引用元:総務省)