住まなくなって日が経った家は老朽化が進むとよく言われます。これまでいくつかの空き家を見てきた実感からもその話は事実だと考えます。この事実を意識した空き家の活用促進が必要と強く感じます。
原因については、以下のサイトが詳しかったので引用させていただきます。
- 四季のある日本だから、湿気のコントロールが不可欠。湿気がたまると内装や基礎が傷みやすくなる。
- 家の中と外を繋いでいる水道管は、空になると害虫の入り口になる。
- 雨漏りやシロアリなど、異常が起こった時に気づかない。
とびしまの空き家は、残念ながらそのような老朽化の進んだ空き家が多い印象です。
その状態の物件を見ると、物件を探されている方からみると入居した後にどれだけの出費をしないといけないのだろう・・・という考えが前に出て、なかなか選択の対象になりにくくなります。現状では売買や賃貸に出す予定がなくても、空き家になってしまった家を定期的に訪問し、換気や水道管への通水により老朽化を防止することで、将来自分で使うにしても、人に使ってもらうにしても大切な財産の価値を守ることができます。
現状では、やはり状態の良い空き家を優先的に紹介していくことにせざるを得ません。我々のように地域で生計を立てることを目指している人間が、空き家管理のお仕事を受けていくことも考えていかなければと思います。