今年の年初にウェブサイトの立ち上げをお手伝いした方から、リピートをいただきました。ECサイトを立ち上げたいというので、その時に使うプラットフォームや、そのサイトの目的などのディスカッションをさせてもらいました。
エンジニア色の濃かった頃のように、プログラム組んでオリジナルのweb作ることはなかなかありません。そもそもそこまでのニーズはないし、クライアントに予算も期間もないことがほとんどです。それよりも、今すでに存在するサービスをうまく組み合わせて、コスパの良い仕組みを構築することを一緒にやっていく、という仕事ですね。クライアントのビジネスモデルを理解して、それに貢献できるような仕組みを作らねば。
今回クライアントから希望のあったサービスはwix。よく聞くサービスなので一通りは機能揃っていそうなので採用。以前もデザインが感覚的に作れるところが気に入ってます。
とはいえ、既製品はなかなか全てが思い通りにはならないもの。システム関係は特にそうです。売上1億を超えるまでは、業務システムパッケージに業務を合わせるべき、とはよく言われていました。
今回も馴染みの少ないウェブサービスで、いくつか苦労しているところがあります。その際たるものが、送料の設定。デフォルトで選択できる送料設定が、配送先地域ごとの「一律料金」「重量課金」。商品の数とか大きさが全然考慮されていない。これにはちょっと驚きました。おそらく、世界中で使われているサービスなので、世界中の商習慣の最大公約数をとっている印象です。
とりあえず、ヤマト便という重量ベースで送料をオファーしてくれる流通サービスがありましたので、こちらを組み合わせつつ、なんとか消費者もお客様企業も納得できる送料システムを捻り出そうと頑張っています。