地元中学校との交流

ライフワーク

豊島にある呉市立豊浜中学校とはこれまでも定期的なお付き合いがありまして。地域おこし協力隊の現役の時は、技術の時間にプログラミングを教えたり、キャリア教育のパネルディスカッションに呼ばれたりしておりました。今年は、ALTの先生を紹介してもらったり、呉市キャリアウィークで職場体験の場を支援したり、時にはパソコン直しに行ったり。

今日はまた新しい展開で、中学一年生のキャリア教育の時間に話して欲しいと依頼をいただきました。中学一年生ってどんな話が刺さるのかなぁって、イメージできないですね。内容悩みながら、ざっくり以下のような内容で話させていただきました。

自分のキャリアで後悔したこと。ずっとレールの上を走ってきたこと。いい会社?に入ったがやりたいことはほとんどできなかった。レールを外れたのは32の時で、それからやっと自分の意思で選択し、動き始めたような気がする。中学生の頃から目標をもって過ごしていたら、もっと違う人生になったのではないか?特に、今はテクノロジーの進化により、やろうと思ったことを、個人でも試せる時代。できるだけ早くやりたいことを試そう。作品を作ってみよう。誰かに評価してもらおう。

その中で紹介した映画「耳をすませば」。もうどんだけジブリ好きやねん。1995年の映画なのに、見たことある人!って手あげてもらったら8人中8人手が上がる。ただのラブストーリーとしてみることももちろんできるけれど、中学生のうちから目標を持って過ごすことの大切さ、その葛藤をストレートに描いた良作だと思う。

子供に対する郷土愛を育む教育は、地域課題の最たるものだと思っています。とびしま地域に高校がないので、早い子なら高校で、大学となるとほぼ確実に一度島を出ます。地域の大人たちの言い方だと、そこで都会の暮らしを覚えてしまうと帰ってこないと。それは、地域の魅力を育てることもさることながら、大人たちがそれを伝えきれていないのが大きいのではないですか?といつも思う。人間関係の環境は本当に思考に影響する。何度か環境を変えてきた経験からそれは絶対に言える。島嶼部では確かに人間関係の種類が少ない。家庭と学校、それ以外の一つになれたらいいなと思う。

持ち時間20分だいたいちょうどで終わらせることができて、以前からの本番の勝負強さ的なものが継続している気がしていますが、そもそもちゃんと練習しろって話でもあります^^;

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