SDGsとは国連加盟国193カ国が全会一致で決定した、「持続可能な開発目標」です。
SDGsの内容についてはほとんど説明がなかったのでまた別の機会に学ぶとして、カードゲームは人間社会の様々な活動が「経済」「環境」「社会」にどういう影響を与えているのかを、グローバル目線で体験することができるものでした。そこでは基本的に答えを与えてもらえません。ただしたくさんの示唆を提供する余白があり、そこから自分の体験した立場で世界で何が起こっているのかを感じ取って行きます。
SDGsカードゲーム開発者のページ
2030 SDGs カードゲームの導入展開は、一般社団法人イマココラボから。
「いつかどこか」ではなく「イマココ」から。「ラボ」的な試みを「コラボレーション(collabo)」で。イマココラボは個人と組織の意識変容を通じて、社会システムの変革に貢献します。
あくまでゲームであり信長の野望みたいなシミュレーションゲームです。現実に即していない故に矛盾のある部分もたくさんあるのですが、そのうちの一つはテクノロジーや人類の知恵の進化により、世界の指標3点に良い影響のあるアクションは必ず現在存在するし、今後も生み出せるはずだというもの。意図的に省かれているようにも。
だからといって、意味のないゲームというにはもったいなすぎるゲームです。2030年に望ましい世界を実現するためにはみんながどう行動すればいいのか、実感できる素晴らしいゲームです。日本発のゲームが国連でもプレイされていることも頷けます。機会があればぜひ試してみてください。