過去にも何度も書いているけど、「セルフコントロール」ができるかどうかが、独立して働く、個人事業主の成否の肝だと思う。せっかく通勤をなくして、無意味は人間関係も削ぎ落として自分のために使える時間を増やしても、その分重要で無い行動に時間を浪費していては全くの無意味。生産性を上げることはできない。
それでも、人に管理されることに慣れきっていた私は、いまだに自分をちゃんと制御することができない。タスク管理、やってるんだけどなかなか成果につながっている実感がなく。そんななか、普段読んでいる一人税理士さんのメルマガで、taskchuteというサービスを利用していると聞いて、再度やってみようと思った。そして、今度の東京行きの時に、ちょうどタスク管理のセミナーをやっているのでそれに参加するにあたり、現在の課題を事前に出せというのがあり、ちょうどいいので考えてみることにした。
GTDっていう手法
サラリーマン時代にであって、何度かやってみてたタスク管理の手法がGTD(Get Things Done)というもの。それがどういうものか書いてみるならば、人間は毎日、目の前のことから数年後、果ては人生の生き方まで、膨大な量の思考を行い、それが頭の中をごちゃごちゃにし、行動するエネルギーを失っている。全ての不安、気になることを脳の外に出し、水のように澄んだ状態になってタスクを進めると、生産性を最大化できるよ、という考え方。これは特に、ある程度人生経験を積んで一度に複数の立場を演じる必要が出てきた人や、同時に複数の物事を進めなければならない人に、必要な考え方のように思う。→ってことはほとんどの社会人ってことかな?
具体的には、
- 1.やりたいことを全部書き出す(頭空っぽにする)
- 2.それぞれ、今やるべきか、そうでないならいつやるか、どんな状況のときにやるか、それともいつかのタイミングで思い出せれば良いのか、などを判断する。
- 3.それらは、次に実行すべきタイミングで何を具体的にやるか、までを考えておく。
- 4.あとは適切なタイミングで、透き通った心の状態で実行。
こんな順番でやる。
課題・悩み
これを、セミナー前の宿題として整理。セミナー出て解決できるかな?それともそれはタスク管理とは別の手法が必要となるだろうか。
・タスクリストを今日やってきたことを見返すために良いが、どれだけやっても、終わったことにフォーカスできず、できなかったことばかりにクヨクヨしてスッキリして1日を終われない。
・多趣味ゆえにいろんなことに手を出したいし、いつかやる/多分やるリストにどんどん溜まっていく。タスクを捨てること、やらないと決めることができない?
・結局タスク管理しても、やる気のない時の背中押しにならない?(taskchuteが少し有効な気がしてきた。)
参考:これまで使ってきたツール
toodledo/todoist
インボックス→今日やることを決めるところまで使える。が、気を抜くとすぐ期限切れタスクの嵐になる。。。。作業量のボリュームが読み切れていない?
taskchute(現在試用中)
時間の見積をとって、実績を積んでいくことで、本日の作業の完了時刻の精度が見積もれる。今サボったり、予定をオーバーすると、この完了時刻がどんどん後ろ倒しになるという危機感が自分を動かす見えざる力になる。今日やることの時間の見積もりをとって、尻を叩いてくれるツールとしていいかも。
ios標準のタスクリスト
他のツールに比べて大したことはできないが、場所の指定ができるのが秀逸。そこへたどり着いたときにアラームをくれる。
ポモドーロテクニック
25分集中説に則って、25分間集中したら、10分休憩、というリズムを作業に組み込む。