人生の達人とは

お仕事

これは、サラリーマン時代からずっと座右の銘である。
「人生の達人は、仕事と遊びの区別も、労働時間と余暇、心と体、教育と娯楽の区別もつけない。両者の違いがわからないのだ。何をするのであろうとひたすら至高の状態を求め、仕事か遊びかの区別は他人に委ねている。本人にしてみれば、常に両方を行っているようなものだ。」

パタゴニアの創設者が著した「社員をサーフィンに行かせよう」に非常に感銘を受けたことを覚えています。

2007年の本であるが、もうすでに10年以上前の本で、働き方改革について書かれている。もちろん、サーフィンはたとえで、仕事以外の自分の大事な時間があれば、いつでも抜けて行けるような職場を作り、働き方をしようという示唆がここかしこに。環境に配慮する具体的貢献も実行し、地球にとっても持続可能な、経営づくりを試行錯誤する姿が描かれています。

冒頭の言葉の出典は諸説あるみたいです。この本では、シャトーブリアンという17世紀の政治家・作家が言ったと書かれています。

別の本「20歳のときに知っておきたかったこと。」では、老子が言ったと書かれています。

2000年以上前から言われていることなのだとしたら、ものすごく先見の明があるのか、もしくは高度成長期の日本人の働き方を嗜める言葉として発掘されたんでしょうね。

 自分の経験談で言えば、サラリーマン時代から楽しい仕事は、まさに仕事かどうだかわからないし、指示されなくても進んでやる。プライベートでも、当時の仕事に直結しない勉強をお金と時間をかけてやっていたなぁ。それの一部は間違いなく現在の働き方、スキルにつながっている。
 独立してからは、本当に仕事をしている感覚がない。全ての行動は自分で選択しているからか?そして、遊んでいる感覚もあまりない。人間関係づくりも新しいことを経験することも、全部今や将来の仕事につながらないかなぁと思って、遊んで?いる。自分の人生を主体的に生きるってそういうことなのかなぁってぼんやりと感じ始めています。

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