ZOOMで疑似オフィスのトライアル

IT

コロナウィルスの影響で東京でもリモートワークが盛んになってきていると報道されていますね。実際にどのくらいの方がリモートワークされているのでしょうか。非常に興味があります。Facebook仲間と話すと相当数がリモートに切り替えると聞いています。個人的にはもしリモートワーク可能な仕事の人がすべて通勤しなくて良くなったとしたら、だいぶ東京の通勤電車の乗車率は改善するのではないでしょうか。

本格的に遠方で協業する

以前からリモートワークはぼちぼちやってきましたが、依頼元の仕事がどんどん増えてきており、もっと連携を密にした働き方ができないかという課題がでてきました。そのような状況の中で、テレビ会議にとどまらず擬似的なオフィスワークを実現することで、より依頼元の雰囲気や空気を共有することはできるのではないか。それを目標として、半日一緒に時間合わせてリモートでつなぐトライアルをしてみました。

実際にやってみると、打ち合わせのような改まった感がない中でいつでも雑談できたりちょっとしたことを相談ができると言うことや、リモートの環境で仕事以外にどういうことをやろうとしてるのか、(例えばお子さんがいる人であれば、子供の面倒を見たり主婦の方であれば家事をしたりとか)お互いのそういう状況がわかるようになります。これは毎日顔を合わせることで、相互理解につながることがチームとして働く上で大きなメリットになると考えられます。

zoomの優秀さ

コロナウィルスの影響で、リモートワークを利用する人は急激に利用が増えていると思います。あるモバイルwifiルーターでは容量不足を露呈したことで大きな問題になっていますが(今回の騒動との因果関係はわかりませんが)一方で非常に有名なツールであるzoomは相変わらず安定しているなと感じます。もともと少ない通信量で問題なくテレビ会議ができることが特徴であったZoomは、まさに急激に通信量が増えている中でも安定して使えているなと感じます。この緊急事態にぴったりフィットする時代の要求に合致したツールではないかと感じます。

課題

やってみることで具体的な課題も見えてきました。この前のテストでは2人の疑似オフィスを実行しましたけれども、これが4人になってくると2つの会話を同時に行うことは難しいのではないかということ。以下の参考図書にも具体的な事例がたくさん載っていたので、参考にしながら次のトライアルに生かしていきます。

参考図書

リモートワークでうまくいく。

  • 雑談と存在感を生み出すためのリモート環境
  • 会議にラジオ参加する仕組みがあってもいい
  • 参加者4人までならリモート飲み会が可能
  • リモートチームの原則は、雑談推奨、時間を合わせる、全員がリモートワーク
  • 働く人の気持ちや感情を共有するための日記(チーム内公開)
  • オンとオフの切り替えを小口化する
  • オンとオフの境目が曖昧になる対策:朝会