島嶼部のインターネット事情

地域活動

昨日設置した機器の話をしようと思ったら殊の外長文になってしまったので、こちらのテーマで独立させてみました。

うちの島にはまだ光ケーブルが来ておりません。正確には民間には解放されていないと言う事で、役所やCATV等もしくは農協や郵便局のATM等向けには光ケーブルが来ているようなのですが、必要最低限の容量分しか来ていないということで民間には解放されていない状況です。

住民のインターネット利用はどうしているかと言うと、国の補助金で作ったケーブルテレビ局が提供しているインターネット回線を使っておりますが、これが非常に遅いと評判が悪い上、新規入会には40,000円かかります。そんなこともあって私は一度もこのサービスを使ったことがありません。

そして、2019年末現在、ケーブルテレビ局はおよそ3年後に解体され、そのタイミングでNTTの光が来ると言うふうな話が、行政の方でどうも固まりつつあるようです。ただしその時の光ケーブルに関しても、どのくらいの容量のものが確保されるかと言うのは不透明だと考えております。少なくとも光がないというイメージは移住者や企業のサテライトオフィス誘致の点でも望ましくないので、その点は喜ぶべきなのでしょう。この話をするときに必ず思い出す大分県国東半島の姫島のお話をはっておきます。

ユーザー側からしても、何より各社の無線のサービスが非常に充実してきているのが嬉しいところ。僕が島に来た頃は使い放題のサービスは wimax位しかなかったのですが(さらに集落によってはエリア内なのに全く入らないという憂き目に)、島に来て2年目、携帯各社のテザリングは20〜30ギガまで使えるようになりました。これは非常に助かりました。その後格安SIMという選択肢も出てきたり、50ギガまで使えるようなサービスも出てきました。最近は使い放題をうたうサービスもだんだん充実してきており、都市部においても光通信の代替サービスという位置づけの品質のものが出てきております。そのあたりの話を次回。

4年前もすでにエリア内ではありました。。。最初に2年住んだ家の位置では全くの圏外で大変でした。
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