金沢マラソン2018/応援が力になる

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久しぶりに長い距離を走ったので、フルマラソン完走時の記憶が蘇ってきました。

2018年の10月末には金沢でフルマラソンに参加しました。事前の練習が足りていなくて、32km地点のゴーゴーカレーが食べられればいいかな、と思っていました。

普段の練習では、常にairpodで音楽を聞いていますし、辛くなってきたら応援ソングをかけるのが自分の頑張り方で、今回もその予定でした。

しかし、去年で第4回を迎える金沢マラソンでは(もともと観光の街でもあり、おもてなし文化が盛んなのかもしれませんが)住民の方がずっと42.195kmほぼ途切れることなく思い思いの応援してくださいました。ゼッケンの居住地を呼んでくれたり、次のコースの状態を教えてくれたり、ただ声をかけてくれるだけでも本当に嬉しい。

その気持ちに応えたいなって思える応援も少なからずあり、自分に声かけてくれてるなって思ったらできるだけ反応するようにしていたこともあり、結局一度も音楽を聞くことなく完走することができました。誰ひとりとして知っている人がいないにもかかわらず、応援って力になるんだなと実感できた一日でした。

独立してからの毎日も、自分のやりたいこともそうですが、応援してもらえる活動をしている気がします。応援してくれる人に少しでもいい報告をしたい。それは大きな活動の原動力です。組織としては一人になったけど、人との関わりの密度は濃くなっている。お金や価値のやり取り以外の関係性を自然に大切にしているのかなと(まだ3年目ですが)振り返ってみて思います。