きっかけは年末年始の新聞広告から
ふと気になって、写真を撮っておいたことがきっかけ。

仕事ってほとんどセンスでこなしている気がする。
ほとんどの人がほんの狭い分野の専門家で、専門分野には詳しいけれど、それ以外は追いかけられていないのが実情ではないか。
それくらい、現代社会に存在し、仕事に関わる分野は広く、深い。
私の話をすると、システムエンジニア→ベンチャー企業の情報システム部→地域おこし協力隊→個人事業主と、キャリアを進めるごとに興味のある、または必要な分野が増えてきて、そのたびに勉強はするのだけれど、使わない分野の知識はどんどん忘れていく。その分野の仕事を明日、依頼されたりなんかすると、ネットや本で調べながら表面的な知識は必死に思い出すのだけど、使っているスキルは、「〇〇センス」とでも呼ぶような包括的な知識や行動体系のような気がしていた。
うまく説明できないこの概念は何なんだろう、と。ずっと引っかかっていた。
好き嫌いでなく、客観的に評価すること。
○センスってなんだ問題
センスとは、知識に基づく予測である。この定義は個人的にすごくわかりやすいと思った。
○センスを育てる
筆者の主張は、センスは完全に後天的で、知識の集合であり、努力の結果身につくものであるということ、
そのためには、王道を知る、流行を知る、共通点を探る。
○センスの使い方
センスとは好き嫌いではない。好き嫌いは客観から最も遠い場所にある。
(好き嫌いと品質の善し悪しは全く違うということだな。)
なんとなく、ではなく完全に説明できなければならない。思い込みを排除するため、毎日新しいことに触れる。常々思っていたことと合致する。「基本がわかると、毎日が気づきの連続になる。アンテナが増える」ピカソの有名な逸話にもつながる話だと思った。
○そして、精度にこだわる
フォントのルーツまでこだわる。フランスの商品のデザインにスイス生まれのフォントは使わない。
きみは、この学びをどう活かすか
自分がセンスがあると思う分野、あると人に言われる分野ってなんだろう。思い当たるものをつらつら挙げて、なぜそうなのか考えてみると、身につけたいスキル=センスの強化につながるかもしれない。
・服:興味がなさすぎて、情報も集めていない。必要最低限のものしか購入経験もないし。。。少しずつ、いつもと違うブランド、アイテムを身につけてみようかなぁ。
・音楽:長い間触れてきたつもりだったが、「好き嫌い」の範疇から抜け出せていない気がする。別のジャンルの曲の評価をするにはリスニング経験が少なすぎるのだろうなぁ。
・プログラミング:最新の技術には到底追いついていないけれど、ずっと変わらないコツみたいなものはまだ通用するように感じている。
・デザイン(ポスター、チラシ、パッケージ等):細部までできている自信はないが、AかBかの判断を理由を添えて回答することはできているしやっていくつもり。